FIWARE Small Bang は、ローカル・マシンに FIWARE インスタンスをセットアップするためのターンキー・ソリューションです。Orion を中核にして様々な FIWARE GEs を統合した FIWARE 環境を手元の環境にコマンド一発で構築できます。
要件
- サポートしている FIWARE GEs :
- Orion
- Cygnus
- Comet
- Perseo
- QuantumLeap
- WireCloud
- Ngsiproxy
- IoT Agent for UltraLight (over HTTP および MQTT)
- IoT Agent for JSON (over HTTP および MQTT)
- サポートしているサードパーティーの OSS:
- Node-RED
- Mosquitto
- Elasticsearch (コンテキスト・データを永続化するためのデータベースとして使用)
- サポートしている OS
- Ubuntu 22.04 LTS (x86_64, aarch64)
- Ubuntu 20.04 LTS
- Raspberry Pi OS (aarch64)
- CentOS Stream release 9
- CentOS Stream release 8
- Rocky Linux 9
- Rocky Linux 8
- AlmaLinux 9
- AlmaLinux 8
- macOS (Intel, Apple Silicon)
セットアップ
Docker と Docker compose plugin が導入された環境が必要です。
FIWARE Small Bang を手元のマシンにダウンロードします。
curl -sL https://github.com/lets-fiware/FIWARE-Small-Bang/releases/download/v0.4.0/FIWARE-Small-Bang-0.4.0.tar.gz | tar zxf –
FIWARE Small Bang のディレクトリに移動します。
cd FIWARE-Small-Bang-0.4.0/
セットアップ・スクリプトを起動します。
./setup-fiware.sh
以上の操作で、FIWARE Orion の環境構築ができます。
最新版の取得
FIWARE Small Bang の最新版を取得するには、以下のコマンドを実行します。
curl -sL http://letsfiwaer.jp/fi-sb | bash
実行後、ls コマンドを実行すると、FIWARE-Small-Bang-x.x.x のディレクトリが作成されていることが確認できます。x はバージョン番号で、コマンドを実行した時期により、数値が異なる場合があります。以下は例です。
$ ls
FIWARE-Small-Bang-0.4.0
ソースコード
ソースコードが GitHub からダウンロードできます。