IoT Agent は、デバイスのグループが独自のネイティブ・プロトコルを使用して Context Broker に データを送信し、Context Broker から管理できるようにするコンポーネントです。すべての IoT Agent は単一のペイロード形式に 対して定義されていますが、そのペイロードには複数の異なるトランスポートを使用できる場合があります。
多くの標準ペイロード用の IoT Agent が存在しますが、コンテキスト・データの多くの潜在的なソースには、システムの周りに データを渡すための明確なデファクトまたはデジュール標準が既にあるため、追加のペイロードが必要になる場合があることを 想定することは可能です。例として、ISOXML 標準 iso:11783 は農業機械で頻繁に使用されます。
独自の IoT Agent を作成するプロセスは比較的簡単です。これは、必要なデータ転送を使用する IoT Agent を選択し、 ペイロード処理コードを書き換え/修正して、問題のペイロードを処理することにより、最もよく達成されます。
このチュートリアルでは、既存の Ultralight IoT Agent のコードを修正して、同様のカスタム XML 形式を処理します。 2つの IoT Agent の直接比較を以下に示します。
チュートリアルのドキュメント
https://fiware-tutorials.letsfiware.jp/Custom-IoT-Agent/
チュートリアルのソースコード
https://github.com/FIWARE/tutorials.Custom-IoT-Agent