NGSI browser widget を使用する Orion Context Broker 内のエンティティを簡単にページ分割してブラウズすることができます。このウィジェットは、queryContext を使用してエンティティを取得しているため、エンティティ情報が更新されても、ウィジェットの画面にはすぐには反映されない点に注意してください。
ワイヤリング
入力エンドポイント
- Filter by Type: エンティティのタイプをフィルタリングするデータ。NSGI Type browser widget の Selection 出力エンドポイントのイベント・データを受け取ることができます
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{ "name": "line", "attributes": [ "location" ] } |
出力エンドポイント
- Selection: このウィジェットは、ユーザが “Use Button” をクリックすると、このエンドポイントに関するイベントを送信します。このウィジェットを使用するエンティティは、WireCloud API のフラット・オプションを使用します。イベント・データの例:
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{ "id": "van4", "type": "Van", "current_position": "43.47173, -3.7967205" } |
- subscription: このウィジェットは、ユーザが “Subscription menu Popup Button” のオプションをクリックしたときに、このエンドポイントに関するイベントを送信します。イベントデータの例:
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{ "description":"Perseo: Notify when FEDA5A0E entity changes", "subject":{ "entities":[ { "idPattern":"FEDA5A0E", "type":"SensorType" } ], "condition":{ "attrs":[] } }, "notification":{ "http":{ "url":"https://cep.example.com/notices" }, "attrs":[] }, "id":"5cdda832775bff91aa1c4472" } |
設定
- NGSI server URL: エンティティ情報の取得に使用する Orion Context Broker の URL
- NGSI proxy URL: 変更に関する通知を受信するために使用する Orion Context Broker proxy の URL
- Use the FIWARE credentials of the user: WireCloud にログインしたユーザの FIWARE 資格情報を使用します。匿名ユーザには有効な FIWARE 認証トークンがないため、このウィジェットをパブリック・ワークスペースで使用する場合は、このオプションを有効にできないことを考慮してください。別の方法として、”Use the FIWARE credentials of the workspace owner” 設定を使用できます
- Use the FIWARE credentials of the dashboard owner: ワークスペースの所有者の FIWARE 資格情報を使用します。この設定は、”Use the FIWARE credentials of the user” よりも優先されます
- NGSI tenant/service: Orion Context Broker に接続するときに使用するテナント/サービス。英数字 (小文字) と’_’ 記号の文字列でなければなりません。最大長は50文字です。空の場合、デフォルトのテナントが使用されます
- NGSI scope: Orion Context Broker に接続するときに使用するスコープ/パス。’/’ スラッシュで区切られた英数字 (小文字) と ‘_’ 記号の文字列でなければなりません。最大長は50文字です。空の場合、デフォルトのサービス・パス (‘/’) が使用されます
- NGSI entity types: Orion Context Broker からエンティティをフィルタリングするために使用するエンティティ・タイプのコンマ区切りリスト。このフィールドは空にできません
- Id pattern: エンティティをフィルタリングするための ID パターン。この設定は空にすることができます。その場合、エンティティは ID でフィルタリングされません
- Display Entity Type: エンティティ・タイプを含む列を表示します
- Allow Edit: ユーザがエンティティを編集できるようにします
- Allow Delete: ユーザがエンティティを削除できるようにします
- Run button: 使用ボタンを表示して、selection 出力エンドポイントを介してエンティティ・データを送信します。エンドポイントが接続されていない場合、このボタンは表示されません
- Extra Attributes: ウィジェットに追加の列として表示される属性のコンマ区切りリスト
- Perseo URL: サブスクリプションが作成されたときに Context Broker の通知が送信されるURL。このフィールドが空の場合、サブスクリプション機能は使用できません
出力例
ワイヤリング例
関連情報
- ソースコード: https://github.com/wirecloud-fiware/ngsi-browser-widget
- ダウンロード: CoNWeT_ngsi-browser_2.0.1.wgt
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