FIWARE Catalogue は成長を続け、さらに多くのオープンソース・コンポーネントが追加され、独自のスマート・ソリューションの開発を支援しています。
FIWARE Foundation は、Catalogue のコンポーネントの更新を定期的にリリースします。リリース内でラベル付けされたすべての Generic Enabler は、相互に適切かつ安全に動作するように設計されています。FIWARE 7.8.1 は、セキュリティ・アップデートに対応した小さなパッチ・リリースで、前回のリリース (ベルリンで開催された FIWARE Global Summit の時期) から数か月の開発期間のみを対象としています。
最新の変更のほとんどは、コア・コンテキスト管理に集中しており、リンクト・データ環境内のコンテキスト・データの管理を支援する NGSI-LD 用の新しいOrion-LD Context Broker が含まれています。この新しいインキュベーションの Genric Enabler は、大規模なフェデレーション環境に特に適した、既存のScorpio LD Context Broker の小型軽量の代替品であり、これらの Enaber は両方とも、リンクト・データに基づいたコンテキスト情報管理のための同じ ETSI 標準に準拠しています。
また、コア・コンテキストのチャプターで、データ永続化コンポーネントのDraco は、現在のリリースの一部として Generic Enabler の最新の Full member になるために必要な品質管理要件を満たしました。
この新しいリリースでは、Node v8 エンジンのエンド・オブ・ライフへの対応を行いました。セキュリティ・コンポーネントである、Keyrock Identity Manager, Wilma PEP-Proxy などの Node ベースののコンポーネントの多くは、このエンジンの廃止に対応するリリースをすでに行っています。他のコンポーネントも対応予定です。
リリースの詳細は、FIWARE_7.8.1 リリースノートに記載されています。
※本記事は、fiware.org の 以下の記事を翻訳・編集したものです。
PUBLISHED IN JAN 24, 2020
SECURITY AND CORE CONTEXT: NEW PATCH RELEASE OF THE FIWARE CATALOGUE
https://www.fiware.org/2020/01/24/security-and-core-context-new-patch-release-of-the-fiware-catalogue/